FP1級、証券外務員1級を所持している宮本。
大学や企業、予備校等で、講師として教壇に上がっていました。
そんな宮本がFP業界では恩師の事務員。
昨今の金融ニュースで、話題になっているものを、なるべく文章を砕いて説明してくださいとお願いして、書いてもらいました。
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〇新NISA
短期投資、長期投資ともにメリットがあるものになっているので意味はあります。
20%かかる税金が非課税なのは大きいでしょう。
100万で株式購入をし、150万で売却。
利益が50万で、税(復興税無視)20%で10万。
これが非課税なので、10万が手元に残るので、メリットは大きいです。
積立は別枠でできるので、長期投資にはこちらを使うことになる。
CFPとしての考えは、短期投資は読みづらさがあり、難しい。
プロならまだしも大半の人は仕事をしながらの投資であり、値上がり値下がりにオタオタするようなら長期投資がおすすめだ。
ドルコスト平均法で取得コストは下げられるのでメリットがある。
時間的に余裕(10年〜20年以上)であれば、積立で行うことが良いのではないか。
〇マイナス金利
日銀のマイナス金利解除により、短期金利はとりあえず正常に戻るが、金融緩和の方針自体は変えていないので、しばらくは何も変わらない。
預金の利率は上がるが、それでも今までが異常なだけであり、大した利率ではないので利息がたくさんもらえて〜は無理。
住宅ローンはまだすぐには動かないだろう。
日銀が政策金利を本格的に上げるとなると
国債の利払も増えるので、おいそれとできない。
慎重になるだろう。
〇変動金利・固定金利
利払いが少ない方を選ぶのが人間心理なので、今後もしばらくは変動金利を選ぶ方が多いだろう。
ただ、徐々に金利上昇圧力はかかるので、変動金利はその分のリスクは考えておく必要がある。
何年のローンなのかにもよるが、30年先の金利までは予想することが難しい。
基本の考えは
低金利時、金利上昇時は固定金利
高金利時、金利低下時は変動金利
が原則です。
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こう応えてもらいました。
少しでも、興味を持っている人が増えるように、メタ予備校一同、願っております。
知らないと損をすることも、世の中たくさんありますからね。
事務員